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お知らせ

放射線学科の学部3年生が原子力関連施設(日本原子力研究開発機構)を見学しました

掲載日:2026年7月9日

2026年5月20日(水)、放射線学科の学部3年生を対象とした施設見学会を、日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)において実施しました。今回の見学会は、本学が実施する原子力人材育成事業(原子力規制庁)の一環で、安全管理学を学ぶ学生の皆さんに原子力施設における放射線管理や環境モニタリング、個人被ばく管理の実際を理解していただくことを目的として開催したものです。

原子力人材育成等事業費補助金採択事業

東京都立大学では国際原子力規制を鑑みた高度放射線防護人材育成プログラムを実施しており、原子力の安全な利用を支えるための、国際的な視野と高い倫理観、そして原子力規制に関する専門知識を兼ね備えた人材の育成を行っております。

 

当日は約40名の学生が参加し、研究所の概要説明や安全上の注意事項の説明を受けた後、グループごとに施設見学を行いました。見学では、以下の3つのテーマについて学びました。

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放射線管理

放射線業務従事者が使用する防護装備について説明を受け、実際に装備の着装を体験しました。施設における安全確保のための取り組みや放射線防護の基本について理解を深めました。

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環境モニタリング

環境試料の測定や分析に関する設備を見学し、原子力施設周辺の環境を継続的に監視する仕組みについて学びました。環境中の放射線や放射性物質を適切に把握するための取り組みについて説明を受けました。

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個人被ばく管理

個人被ばく管理棟において、サーベイメータの取扱いや個人線量管理の方法について学びました。放射線業務に従事する際に必要となる測定機器や管理体制について理解を深める機会となりました。

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見学終了後には意見交換会を実施し、学生の皆さんからは放射線管理の実務や原子力施設で働く職員の役割について多くの質問が寄せられました。実際の現場を見学することで、講義で学んだ知識をより具体的に理解する貴重な機会となりました。

施設見学会を終えて

施設見学会終了後に実施したアンケートでは、多くの学生から「現場での放射線管理や安全確保の取り組みを実際に見ることで、講義で学んだ内容への理解が深まった」との回答が寄せられました。特に、防護装備の着装体験やサーベイメータの取扱い体験など、実践的なプログラムへの関心が高く、「放射線管理の重要性を実感できた」「原子力施設における安全管理の仕組みを具体的に理解することができた」といった感想が多く寄せられました。また、見学会全体の満足度は非常に高く、参加した学生全員から「満足」以上の評価をいただきました。さらに、約3分の2の学生が、研究機関や原子力関連企業を含む放射線・原子力分野を将来の進路の選択肢として前向きに検討したいと回答しており、本見学会がキャリア形成を考える貴重な機会となったことがうかがえました。

参加者からは、

「実際の現場を見ることで放射線管理の重要性をより深く理解できた」
「病院以外にも放射線や原子力に関わる多様な仕事があることを知ることができた」
「教科書や講義だけでは分からない現場の取組を学ぶことができた」

などの声が寄せられました。

今後も放射線学科では、原子力関連施設との連携を通じて、原子力・放射線分野に対する理解促進と次世代人材の育成に取り組んでまいります。

 

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