専攻科長からのメッセージ

助産学専攻科

助産学専攻科長
西村 ユミ

　　本学の助産学専攻科は2012年に開設され、これまで多くの学生たちが修了し、助産師として多様な場所で活躍しております。

　　本学専攻科は、大都市東京都の地域特性に基づいたニーズをもとに、女性とその家族が、安心して出産や子育てをし、また、女性のライフステージに応じた健康生活が送れることを支援できる、助産師の育成を目指しております。在籍期間は1年間ですが、専門の教員や臨床指導者の支援を受けつつ、皆が意欲をもって主体的に学び、濃密な時間となっております。

　　10余年の蓄積を経て、本学修了生が、現場で専攻科生を支援するという循環もでき、充実した学習環境とそこから生まれる助産師としての実践力は、東京都をはじめとした様々な地域の、女性やその家族の健康を支えることに繋がっています。

　　現在、私たちは少子高齢化や新型コロナウイルスパンデミックなど、大きな社会的課題に直面しています。これらへの対応においては、ますます助産師に、多くの期待が寄せられています。こうした社会の課題に対して、皆さんと一緒に議論し、取り組んでいけることを楽しみにしております。

人間健康科学研究科長
助産学専攻科長
西村ユミ