健康福祉学部
概要
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学科長メッセージ
理学療法士は保健・医療・福祉を中心に幅広い分野で活躍しています。近年では行政、企業、大学・研究所などで活躍する理学療法士も増えつつあります。
本学科では学生が自らの可能性を大きく拡げられるように、専門的な知識と技術を深く学びつつ、多職種連携や地域貢献・国際貢献なども幅広く学ぶ体系的な教育を行っています。
本学科には専門分野が異なるさまざまな教員がおり、各分野の理学療法についてトップレベルの授業を受けることができます。臨床実習は理学療法士養成課程では欠かせないものですが、本学科では首都圏の総合病院、リハビリテーション病院、大学病院など多くの施設の協力を得て行っており、身近で手厚いサポートのもとで実習に取り組むことができます。国際交流・留学についても本学科は積極的に支援しています。東京都立大学ならではの豊富な海外提携大学、支援制度を活用してください。
本学科は、柔軟な思考力と広い視野と豊かな人間性といった資質を備え、専門職や研究者として広く社会に貢献できる理学療法士の育成を目指しています。
カリキュラムの特色・履修モデル
1年次では医学的基礎科目が中心ですが、2年次、3年次と学年が上がると、理学、臨床医学などの専門分野での講義・実習が増えてきます。理学療法士国家資格の取得のため多くの科目が必修科目となっていますが、4年後期に必修科目を配置しない工夫により、その時期に3~4ヶ月の短期留学も可能となるカリキュラムを組んでいます。2~3週間のIPE短期留学は2年次から4年次に履修可能です。その他にもIPE多職種連携教育科目群の充実も本学部の特色です。
臨床実習は、1年次1週間の見学実習からはじまり、2年次4週間の評価実習、3・4年次7週間の総合臨床実習、および地域リハ実習1週間からなる、全20週間を実習の教育に充てています。都内、および近隣県の医療機関などで行われる実習は、それぞれの医療機関の実習指導者がついてのマンツーマンの指導で、技術力を高められるだけでなく、現場で患者さんと向き合う実地体験で様々なことが学べます。
履修モデル
求められる学生像
ベースとして、人間に尽くすことの喜びを感じることのできる人。身体運動機能に困難を持つ人と接しますので、人に対する思いやりや、心配りがきちんとできる人が望まれます。現代の医療はチームワークで行われますので、人と協調できることも大切です。
卒業後の進路
大学医学部付属病院、赤十字病院、リハビリテーション病院、老人保健施設、運動機能に障害のある児童の通所施設、大学院進学など
取得できる資格・免許
- 学士(理学療法学) 卒業を要件として取得できます。
- 理学療法士国家試験受験資格 卒業あるいは卒業見込。
注:理学療法士の免許を取得したのちには実践経験に基づいて、介護支援専門員(通称:ケアマネージャー)や、関連医学会の認定資格の受験資格を得ることができます。
教員の専門分野・研究分野紹介
教員一覧を御覧下さい。