お知らせ
滝口 学 荒川区長が都立大荒川キャンパスを訪問されました!
8月6日(水)に滝口荒川区長が都立大荒川キャンパスを訪問されました。
終始和やかなムードで健康福祉学部の概要説明を行いました。
区長からは「荒川区唯一の大学である東京都立大学(健康福祉学部)とは、良い関係を築き上げていきたい。
様々な面での連携が双方にとってメリットがあると感じているので引き続き協力体制をお願いしたい。」
とコメントをいただきました。その後、キャンパス内の施設のご案内しました。
作業療法学科
家の中の環境を模した生活支援実習室では、作業療法の意義や実習について作業療法学科 山田優樹助教からご説明しました。
作業治癒学実習室にて、様々な器具や玩具を用いた児童青年発達期作業療法や、子育て・特別支援教育における作業療法学科と荒川区の連携について作業療法学科 伊藤祐子教授からご説明しました。
作業療法学科の詳細はこちら。
看護学科、助産学専攻科
小児看護について、看護学科 山本美智代教授、海老名泉紀助教からご説明しました。実際に用いる機器を模した玩具を用いて、子どもに説明をしてから治療・診察を行う必要性をご説明し、小児の呼吸音や心音を聴診器で聞く実習を体験いただきました。
講義と演習を両方行える実習室をご案内し、荒川区と連携した暮らしの保健室(1.13MB)の紹介をしました。
また、看護学科 園部真美准教授から荒川区が制定した「荒川区子ども・若者総合計画」における基本目標に対応した「35サポネットin荒川」や学生による子ども支援サークルなどの取組をご説明しました。
看護学科の詳細はこちら。
助産学専攻科の詳細はこちら。
放射線学科
実際の医療現場でも使用されている機器(リニアック、MRI)を用いた研究・教育施設について、放射線学科 張維珊准教授、沼野智一教授からご説明しました。
看護学科 三浦里織准教授、放射線学科 大平新吾助教から、小学校、中学校で必修となった「がん教育」について、荒川区教育委員会と連携して区内の小・中学校で授業を行っていること、自治体と大学が連携するモデルケースを目指していくことをご説明しました。
また、全方位カメラで撮影した実習の様子をVRゴーグルでご視聴いただきました。
放射線学科の詳細はこちら。
理学療法学科
視察の日程の都合上、今回は直接説明する機会はありませんでしたが、荒川区と理学療法学科で2002年に共同開発したオリジナルの転倒予防体操「ころばん体操」についてご説明しました。区長からこれからも区と大学の連携をしていきたいとのお話がありました。
理学療法学科の詳細はこちら。
施設見学
図書館や体育館等の施設をご案内し、荒川キャンパスで行われているパラスポーツの普及活動をご紹介しました。
今後の荒川区と大学の連携の今後の展望について、区長と学部長の間で意見交換を行いました。
荒川区と東京都立大学健康福祉学部の関係について
荒川区と東京都立大学(健康福祉学部)は、平成30年2月に「包括連携に関する協定」を交わしました。
これによって、
・医療・健康に関すること
・福祉・子育て支援に関すること
・荒川区の施策の推進や地域課題の解決、地域活性化に関すること
・学生の地域活動への参加等、学生の教育に関すること 等
様々な観点での連携が可能となり、実際に多くの活動を荒川区と連携して行っております。詳細はこちら(464kB)。
また、「災害時における施設使用および人的協力に関する協定」を平成25年に締結しており、
荒川区地域防災計画に基づき、東京都立大学荒川キャンパスの施設を医療活動拠点・避難所等として
使用できるようになっております。
災害発生時に迅速な対応ができるように、2024年には、荒川区の災害医療救護連携訓練を荒川キャンパスで
実施し、健康福祉学部の教職員や学生が協力しました。