金子文成教授の研究課題が国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 (AMED) の橋渡し研究プログラムpre Fに採択されました

〇今回，人間健康科学研究科 理学療法科学域の金子文成教授の研究課題「クロスリアリティ技術を⽤いた運動錯覚誘導による感覚運動⿇痺治療のための医療機器プログラム開発と臨床実証」が，国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 (AMED) の橋渡し研究プログラムpre Fで採択されました。

金子　文成 教授

〇橋渡し研究プログラムとは，橋渡し研究支援機関を活用し，アカデミア等の優れた基礎研究の成果を臨床研究・実用化へ効率的に橋渡しするために研究費等の支援を行い，革新的な医薬品・医療機器等の創出を目指すものです。橋渡し研究支援機関は，全国に11機関であり，認定された慶應義塾大学での審査を通過した研究課題が採択されました。Pre Fは，機関の支援によって開発が進み，実用化のための研究を行う後期開発段階であり，非臨床POC取得に必要な試験パッケージの策定を目指す課題となります。

〇本研究課題「クロスリアリティ技術を⽤いた運動錯覚誘導による感覚運動⿇痺治療のための医療機器プログラム開発と臨床実証」は，金子文成教授が代表となり，他に1研究機関（慶應義塾大学）1企業（インターリハ株式会社）を分担者として共同研究を行います。

〇本開発プログラムは，認知⼼理学的効果に⽣理学的効果が伴う⽅法を⽤いて運動機能再建を図る治療法であり，世界的にも独創性が高いものです。

　運動錯覚誘導システムでは麻痺した身体を仮想身体に置換する

　研究イメージ

・詳細
〇国立研究開発法人 日本医療研究開発機構（AMED）橋渡し研究プログラムHP
〇（https://www.amed.go.jp/program/list/16/01/012.html）
〇研究期間　2024年5月28日（予定）〜2026年3月31日

■関連リンク
・東京都立大学　人間健康科学研究科　神経理学療法学研究室　HP（https://neurophysio.jp/）
・金子文成　Research map　（https://researchmap.jp/fkaneko）

■教員紹介
教授　金子文成　（https://www.tmu.ac.jp/stafflist/data/ka/31701.html）