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ヘルスプロモーションサイエンス学域

概要

学域長からのメッセージ

超高齢化や都市化が進む現代社会にあって、「こころとからだの健康」は活力ある生活を送るための重要な要素となっています。近年、運動や食などの生活習慣が、身体の様々な適応現象、行動変容、認知機能、疾病の発症・進行と関連することが明らかになってきています。しかし、その科学的根拠についてはまだまだ注意が必要です。そのため、人間と健康に関する幅広い学識、高度な課題解決能力及び研究能力を備えた実践専門家や自立した研究者の育成が必要とされています。ヘルスプロモーションサイエンス学域では、健康の維持増進のための科学的根拠を明らかにするための研究活動を基本としており、その基礎的・実践的研究を通して運動と栄養の視点から健康科学・健康増進科学について学ぶことを目的としています。

本学域における多様な研究アプローチ(分子生物学、生理学、生化学、心理学、社会学など)は、現代の複雑多様な健康問題に答え、健康増進の科学を推進する充実した内容となっており(詳細は「オリジナルWEBサイト」をご覧下さい)、出身学部や専門、職種に関係なく、「健康科学・人間科学について研究したい!学びたい!」というニーズを受け止めることができます。そして大学院で研究した成果は、英語論文などで世界中に公表し、多くの人たちと意見交換をしながら健康科学の推進に貢献することを目指しています。実験室で実験をするだけ、独りよがりな理論を展開するだけでは研究は成立しません。もちろん、研究テーマの発想は身近な幸せを目指すことから始まっていますが、自分の専門分野だけでなく広い視野(他分野、他国)でコミュニケイトできることが必要です。本学域にはそれを身につける環境が整っていると言っていいと思います。

最後に私からのメッセージとして、研究すること、あるいはそのステップを学ぶことは必ずしも楽な道ではありませんが、楽しむ、好きという気持ちがあれば続けられるし、結果も必ずついてきます。一日のほとんどの時間を研究(またはそれを学ぶこと)のためだけに費やせる機会が大学院時代です。意欲ある皆さんと一緒に、人間と健康の探求にチャレンジできることを楽しみにしています。

研究分野

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― 適応科学分野 ―

環境刺激および運動刺激に対するからだの適応機構について、分子・遺伝子レベルから体全体の生理機能までを対象に幅広く研究する。

― 行動科学分野 ―

思考し行動する人間の運動や行動を神経生理学や心理学的、文化論的アプローチから研究する。

― 栄養・食品科学分野 ―

栄養素・機能性成分の作用とその生体反応を分子・遺伝子レベルで扱い、食品成分の生理的機能やその機序を、社会の還元システムも含めて総合的に研究する。

各種情報

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― 所在地 ―

南大沢キャンパス

― 標準修業年限 ―

博士前期課程2年/博士後期課程3年

― 修了要件 ―

博士前期課程2年の在学期間、授業科目30単位以上の修得、学位論文、最終試験
博士後期課程3年の在学期間、授業科目14単位以上の修得、学位論文、最終試験

― 取得可能な学位 ―

修士(健康科学)/博士(健康科学、学術)

― 進 路 ―
人間や健康に関する諸問題を取り扱う研究者や高度実践的専門家として、大学・研究機関・行政・法人・民間企業での活躍が期待されます。ヘルスプロモーションサイエンス域は旧都立大学理学研究科身体運動科学専攻が母体となって再編された域です。身体運動科学専攻修了生の主な進路先や現職は以下のとおりです。

大学教員、製薬企業、医療機器企業、IT関連企業、公務員・研究所など

― 施 設 ―

適応科学及び行動科学実験室、食品科学実験室、P-1・P-2実験室、栄養科学実験室、定量分析機器室、カウンセリングルーム、シールドルーム、低温室、エーテル室、放熱機器室、総合飼育実験棟(ライフサイエンス実験室)、自習室、図書・資料室等

教員の専門分野・研究分野紹介

教員一覧を御覧下さい。